Interview1
人に優しく
寄り添った仕事を
生活相談員
特別養護老人ホーム・生活相談員
味谷敬美
私がこの業界を志望したきっかけは、幼稚園の教諭免許を取得しようと励んでいた時代にまで遡ります。
その際に障がいを持つ方々と触れ合うことがあったのですが、お手伝いをすることで、自然と笑顔になる障がい者の姿を見た私は、やりがいや癒しを感じました。それ以降、人の生活を支える仕事がしたいと思うようになったのです。
働く場所として寿楽園を選んだ理由としては、職員用の託児所が完備されていたり、時短勤務などの希望が通りやすかったり、女性が生涯働き続けるための設備や環境が整っていたこと。また働いているスタッフの柔らかな雰囲気にも惹かれたことがきっかけでした。
現在の業務内容は、施設の面会に来るご家族や電話の対応の中で、皆さんの抱える不安や相談に応じること。
利用者様のご家族は、自分たちの目の届かない場所で過ごす利用者様の普段の様子を気にかけています。そのご家族の不安を取り除くためには、利用者様の普段の様子を事細かくお伝えすること、お悩みを真剣に聞くことが大切です。そのうえでご家族の希望をお伺いするのですが、ご家族が求めることと介護保険等の制度の枠の中で対応出来る範囲の折り合いを付けることが難しく、入社した当時は苦戦しました。利用者様を思う気持ちを汲み取って、最善の策を講じられるように、努める日々です。