Interview4
みんなの生活の
質が上がる仕事を
総務課・課長
管理職
松平 憲乗
私の場合、元々介護業界を目指していたわけではなかったんです。音楽をやっていたので、音楽をやりながら働くことを考えたときに選択肢としてあったのが介護職でした。ヘルパー2級の資格を取り、パート職員として寿楽園で働き始めました。寿楽園にはケアハウスという施設があり、お元気な方が多くいらっしゃるので、人生経験が豊富な方々から興味深いお話をたくさん聞くことができました。そういった方々がどうしたらその人らしい生活を継続できるかと考えているうちに、「その人の生活をコーディネートする」介護の仕事にやりがいを感じるようになりました。ご利用者の今この瞬間の生活を豊かにすることはもちろん、その先を見据えながら毎日を過ごしていましたね。
6年目から現場を離れ、管理職として働いています。寿楽園では、介護で入ってもその先には色々な可能性があります。自分自身、全く想像していなかったような業務をたくさん経験できました。人事・採用担当をしている現在は、日々「法人の在り方」や「職員がどう成長していくのか」ということにフォーカスを当てて仕事をしていますが、「ご利用者の生活をより良いものにしたい」というコアな部分は変わっていません。自分が現場にいた頃に味わった介護の楽しさややりがいを他のみんなにも味わってほしいので、職員たちのモチベーションが上がるような環境づくりを心掛けています。周りの職員をサポートすることによってサービスの質が向上し、ご利用者の満足度が上がる。結果として寿楽園という法人の質も上がっていく。そんな良い循環を作っていけるよう、目の前のことに取り組んでいます。