介護職 西山 莉奈
介護職 中山 比呂
2017年に設立した横浜事業所の
立ち上げを担当した2人。
今、入社当時から今日までを
振り返って考える「介護の仕事」とは。
西山莉奈...早出勤務の場合
中山比呂...準夜勤務の場合
西山中学の頃に福祉関係の職業体験をしたことで、介護の勉強をしたいと考えるようになりました。当時、入居者様を笑顔にする職員のパワーに圧倒されていました。その頃から自然と介護職を目指すようになり、高校で介護福祉の資格を取って、寿楽園に入社しました。
中山自分は特に目指していなかったのかも……(笑)。福祉系の大学には行っていましたが、何となく通っていた気がします。就活では福祉と関係ない一般企業も受けていました。
西山それでも寿楽園に入社をしようと思ったきっかけって?
中山先輩が働いていて、若手でも活躍できるチャンスがあり同世代も多くて働きやすいって勧められたんですよ。
西山私も同じです。私と同じ高卒の人もいたので安心しました。
中山同世代がいて働きやすいといえども、半年から1年くらいは覚えることも多くて、なれない介護業務に四苦八苦しました。命を預かる仕事なので責任感も求められますので。それはアルバイトでは知り得なかった責任感と辛さでした。
西山私も始めは仕事に慣れるまで大変でした。その頃は失敗している人も多かったですね。それでも研修を通して学んだことを思い出して、先輩の力を借りながら、まずは入居者様の顔や名前を覚える、などといったことをコツコツと取り組んできました。
西山佐賀事業所にいたときのこれまでの知識と経験を活かして利用者の方の受け入れに係る環境を整える仕事をしていました。
中山私も一緒ですね。オープニング時のスタッフも自分と同世代の人が多かったので、皆で意見を出し合いながら、開設準備の業務を一つひとつ作り上げてきました。
西山準備段階は気持ちにも余裕はありましたが、実際に利用者様が入ってきてからは、想定外のことも多くて慌てることも。
中山今までの与えられた仕組みの中で働く状況とは違い、大変でしたよ。特に新しいメンバーとチームの仕組みづくりには色んな壁にぶつかることも多かったです。でもこうやって皆で作り上げた分、自分も成長したし、笑いあえる結束力の強いチームになったと思います。
西山徐々に慣れてきて、今では立上げから1年。
とても働きやすい環境になりました。
西山この仕事はだれかにとってなくてはならない人になれる仕事なんです。仕事を通して日々新しい発見も多く、実はとても楽しいんです。
中山元は私も介護職を目指していた訳ではありませんが、今ではこうしてやりがいを感じながら、楽しく働けています。
西山利用者様にも色んな方がいるんですよ。関わっていくうちに、自然と自分が笑顔になっていることもよくあります(笑)。
中山そうだね。日々、新しい発見に出会える魅力のある仕事ですよ。
西山でもやはり未経験の人は不安だと思います。そんな不安な気持ちを少しでも軽減できるよう、基礎的なことから事細かく教えてあげられるようになりたいですね。
中山介護の人材不足も深刻ですし、先輩と後輩としてではなく、仲間となって力を合わせて取り組んでいきたいです。
西山私も、これからの福祉を作り上げる仲間として、皆さんをお迎えしたいです。